リコーダー教室を訪ねる
秋は食べ物がおいしい。余計な調理などせずともおいしいというのに、やっぱりケーキが食べたくなることもあります。
さて先日、リコーダー教室の門をたたき、ようやく中に入ることができました。リコーダーには結構前から興味があって、ここ数ヶ月ほど教室だとかサークルみたいなものはないかなーと探していたけれど、まるでない・・・とがっかりしていたところ、カルチャーセンターに教室があると聞いて、見学を申し込んでみたわけです。
ちょろっとお邪魔して、教室の様子をみて、ぷーぷーとピッチの合わない音を出させてもらいました。なんというか、久々に楽器に触ったせいか、妙な高揚感がありました。ぷーってやるだけで、楽しくてしょうがない。そして即受講決断したのでした。とろい私にしては、超高速決断と言ってもいい速さでした。
というわけで感慨もひとしおな私。高校生のころ音楽室でみた木製の深い色の、自分の背丈ほどもありそうな、そして水煙草みたいな管がついた、あの摩訶不思議な楽器。そして、やわらかい音。あの楽器を手に、いつかアンサンブルに加わってみたいものだなぁ、と思ってもう長いこと時間がたってしまいました。さてさて、これからあの楽器にたどり着くまでどんな経験ができるんだろう。とてもわくわくします。
自分の楽器を購入するまでの間、先生から楽器を貸してもらうことになり、いま手元には2本樹脂製の楽器があります。しかし購入となると、どうしたらよいものやら。せっかくだから木製がいいんだけど、地元の大きな楽器屋さんにも置いてないようでした。先生情報だと、東京や大阪までお出かけして選んでくるのがいいようです。
うーん。旅費もふくめたら、なかなかいい出費になりそうだなーとか思ったりして。でも、これまでいくつか楽器をやってきましたが、初めて自分で購入することになるわけで、ここはひとつ、お気に入りのものを見つけて相棒にしたいものです。