かつどうきろく帳

てさぐりなブログ。

低空飛行だからできる、ほんのり継続ってやつ。

リコーダー教室に通い始めて、約半年たちました。月日がたつのは早いものだな。

いまだにグループレッスンという形式に慣れていないけど、通っているおばさまやおばあちゃまたちと仲良くなって、これはこれでいいかもなぁ、と流されていく私。

とはいっても、やっぱり何かかっこいい曲を吹いてみたいもので、無謀ながらもテレマンの12のファンタジーにこっそり挑戦中です。教室の先生に教えを乞うと、なんとなく気を使われそうだし、お金もかかりそう(重要)なので、あくまでこっそりひっそりと。youtubeにupされているイタリアのリコーダー達人の演奏をお手本にしております。

そんな経緯もあって、最近はバロック(?)周辺の曲をよく聞くようになりました。周りが色んなCDを貸して下さるから・・・うちのitunesの曲もかなりいっぱいになってきたよ。お気に入りなのは、ミカラ・ペトリとキース・ジャレットのアルバム。鉛筆の芯に例えたら4Hくらいの硬質な音色のリコーダー。きりっとしているから、聞いているだけで濃くて冷たいアイスコーヒーを飲んでいる気分になる。キースジャレットは確かジャズの人だったような。音楽が好きならジャンルの垣根なんか軽々と超えてしまうんだよなぁ。

他にも、作者不詳〜みたいな曲がぎっしり詰まった怪しい古楽のアルバムも好き。何の楽器で演奏されてるのかも分からない、色んな面白い音が聞こえます。このあたりの時代は、踊るための曲、舞曲が多いようなのですが、お城で貴族たちが上品に踊っているというより、道化が市街の一角で楽しそうに踊っているようなイメージが湧きます。どことなく洗練されていない、素朴な楽しさとか、愉快さが好きなんだな。